我が家は元々ある家屋を解体し、桧家住宅で新しい家を建てました!
高度経済成長期の建築ラッシュ時に建てられた家がそろそろ限界を迎えてくる頃なので、私たちのように家を建て替える人も多いのではないでしょうか。
この状況で避けて通れないのが解体です。
ハウスメーカーに頼んだほうが良いのか。自分たちで業者を探した方が良いのか?ハウスメーカーごとに値段は違うの?などなど疑問がたくさん出てきますよね!
と言うわけで、実際に解体を終えた我が家の「リアルな見積もり」と「最終金額」を全部見せますよ!
解体費、安ければいいと思ってませんか?
新居の設備に関係のない「解体作業」…できるだけ安く抑えたいですよね。
私も最初はただ壊すだけですし、安ければ安いほど良いじゃんと思っていました。
ですが、私たちは最安値の業者より70万円も高い「桧家住宅の提携解体業者」に依頼することにしました!
なぜ70万円も損をする選択をしたのか。
その理由を書いていきますね。
桧家住宅、一般業者、一条工務店の解体費用の比較表
包み隠さず、3社の金額を提示します。
| 依頼先 | 解体費用 | 差額(桧家比) | 備考 |
| 一般解体業者 | 約180万円 | -70万円 | ネットで探した最安値。 魅力的な価格だが… |
| 一条工務店 | 約200万円 | -50万円 | 営業さんが独自に探してくれた。 悪くない金額。 |
| 桧家住宅 | 約250万円 | 基準 | 今回依頼した業者。 ダントツで高い |
ご覧の通り解体費用一つとっても70万円くらいの差額が発生します。
しかもハウスメーカーによって費用が全然違いますね。
解体費用は家の見積に項目があるので、良心的なところでしたら仮費用を入れておいてくれます。
そこも含めて見積比較しないと予算オーバーになりかねないので、気をつけてくださいね。
なぜ私が一条工務店の解体費用も知っているかと言うと、実は途中で解約したからです。
一条工務店を解約した理由が気になる方はこちらの記事も読んでくださいね。

解体した家屋は延床40坪の木造住宅
- 延床40坪の木造住宅
- 外壁や屋根はガルバリウム
- 別途費用になる家具家電はできる限り事前に自分たちで搬出
- アスベストなし
- 重機や4t車くらいは普通に入れる土地
解体時には必ず事前にアスベストの有無を検査されます。
私たちが解体した家はアスベストなんて100%ないと誰が見ても分かる家でしたが、形式上検査が入りました。
この立会調整も意外と面倒…
・アスベストが検出されると解体費用が跳ね上がります。
古屋付きの土地を購入する際は必ずチェックしておいてくださいね。
特に古いスレート屋根の家は怪しいです。
・鉄筋住宅やコンクリート造の住宅も解体費用が跳ね上がります!
なぜ「70万円」高くても桧家住宅の提携業者を選んだのか?
一般業者が安い理由は桧家住宅のマージンがかからないからですが、落とし穴が…
まず一般業者がなぜ70万円も安いのか。その理由からお話していきますね。
「桧家住宅のマージンが削れる」これがみなさん一番すぐに思いつく理由だと思います。
ハウスメーカー提携業者に解体を頼む場合は、このように間に桧家住宅が入って多重請負構造になります。
窓口・責任 ➡
(桧家住宅)
発注・管理 ➡
(実作業)
すっごい悪い言い方をすると、中抜き業者がいなくなったから適正価格で解体できると言うことです。
解体業者に直接頼むことで桧家住宅が乗っけるべき利益が削れるので、2割くらいは値下げられると思います。
(実際にはハウスメーカー管理で解体したほうが、素人のわたしたちが依頼するより解体業者も楽だと思うので、解体業者の費用が少し値上がる気がしますが…)
考えれば考えるほどハウスメーカー提携の業者に頼む理由が無くなりそうですが、ここには意外な落とし穴がありました。
理由1 : 解体を別発注すると住宅ローンに組み入れられない(組み入れにくい)

最大の理由にして一番の問題点です。
解体を別業者へ発注すると住宅ローンに組み入れるのが格段に難しくなります。
解体費用を全額手出しできるだけの資金的な余力が必要です。
銀行は私たちだけでなくハウスメーカーのことも信用してお金を貸し出しています。
良く分からない工務店だと施主の信用情報はあっても、「家がちゃんと建つのかわからない」「途中で倒産してしまうのでは?」と言った理由で住宅ローンって借りられないんです。
なにかあったときに家を取り上げることを条件に貸し出しているので、家が建たないのでは貸倒れてしまいます。
この意識がない人は多いのではないでしょうか。
つまり、桧家住宅さんの家に関わる部分だったらお金は出しますが、良く分からない解体業者への支払いは中々OKがでないということです。
どうしても住宅ローンに組み入れたかったら銀行と交渉しなければなりませんし、基本的には解体費用は施主の手出しと考えてください。
70万円安くなるのはでかいけど、200万円近い手出しって結構痛いです。
そんな大金あるなら頭金とか家具家電に回したい…
理由2 : 解体は意外とトラブルが起きる
- 近隣住民への工事挨拶
- 近隣住民のクレーム対処
- 解体業者のモラルが著しく低い(ポイ捨てや、過積載、安全遵守しないなど)
- 桧家住宅(ハウスメーカー)が望む更地の状態へきちんと持っていけるか
解体ってただ業者に頼むだけではなくてこのように色々なことを気にしないといけません。
施主が直接一般業者に頼んだ場合は、これらの品質管理を全て私たちが行わければいけません。
- 近隣住民へ挨拶した結果、昼寝の時間は止めてくれみたいな文句を言われる
- 解体業者が外れで、道は汚すわ、隣の家に瓦礫が落ちまくってるわでモラルが最悪
- ハウスメーカーが求めていた更地とは程遠い状態で作業終了された
- 後であれやこれやと解体業者から追加費用が請求された
こんなトラブルが容易に考えられますよね。
そして、解体業者って日本人の割合が非常に少ないので、言葉を選ばずに言うと日本基準の感覚で作業が進んでいない確率が高いです。
人種差別の意図はなくて、文化の違いだと思っています。誰も悪気はなくて一生懸命働いているのは分かっています。
これらのトラブルに対して、直接解体業者や近隣住民と話を付けられますか?
品質の管理者が施主になると言うことはこういうことなのです。
私はIT関係の仕事をしていますが、多重請負が慢性化している業界の筆頭です。
多重請負は悪、中抜き業者はゴミ、と世間では叩かれていますが、現場にいると一概にそうとはいえないと感じることが多々あります。
2次受け、3次受けって発注者と揉めたときにあまり責任を取らなくて良いんです。
1次受けは高給取りですが、全ての責任を背負い矢面に立って調整しないといけないので心理的な負担がすごいです。(私は一次請けしたくありません…)
私自身も下請けで働くことがありますが、気軽なので別に悪くないなーと思うときもありますよ。(一次請け業者がしっかりしている場合に限る)
理由3 : スケジュール管理が大変
家の建築って結構忙しいです。
解体の発注を行うタイミングは新居の着工承認をした後になりますが、着工承認をしたタイミングで新居の工事開始タイミングがほぼ決まります。
例えば、1月1日に着工承認すると2月1日には基礎着工予定みたいな感じですぐに予定が抑えられます。
つまり、それまでの間に解体を終わらせなければいけません。
事前に解体業者の目星は付けておくとしても、解体業者の都合もありますから必死に調整していかないといけません。
普段の仕事の合間に、新しい請負業務案件を抱えるようなものなので本当に忙しくなります。
更に、銀行ローンの本審査、金消契約も急いで進めなければなりません。
理由4 : 更地の基準の認識を合わせるのが素人だと大変
ハウスメーカーが着工までにこういう状態に持ってきてくださいね。と言う話をしてくれます。
それを私たちが正確に汲み取って解体業者へ伝えなければいけません。
GLの基準が違う、既存の地盤改良が飛び出ているなどなど、色んな問題が出てくると思われます。
さらに言うと、その状態にちゃんとなっているのかの完成検査が必要です。
建築業界の人なら良いかもしれませんが、私たち素人が間に入ったところでまともな依頼も検査もできる自信がありませんでした。
ハウスメーカーが間に入ると全部やってくれる
ハウスメーカーが間に入ることでこの4つの問題が全て解決するんです。
- 住宅ローンに解体費用が組み込める(銀行からはハウスメーカーへの支払いとなるため)
- 近隣住民への挨拶やトラブル解決は全部ハウスメーカーが代行
- 解体業者のモラル、品質管理もハウスメーカーが代行
- スケジュールや費用の調整もハウスメーカーが代行
- 更地の定義もプロ同士でしっかりと認識合わせ、責任もハウスメーカーが取る
ただの中抜き仲介業者だから解体はハウスメーカーに頼まず、自分で直接頼むのが良い!
みたいな情報がインターネットの世界では溢れていますが、実際はハウスメーカー側も結構動いてくれるんです。
しかも、何かあったときのリスク保険まで含まれています。
その費用が、50万円くらいだとして一概に高いと言えますか?
私は十分適正な価格だなだと思って桧家住宅に解体をお願いすることにしました。
私たちは隣のお店から昼間に騒音は発生させないでくれと、結構めちゃくちゃなことを言われましたが、ハウスメーカーが揉めることなくちゃんと解決してくれました。
解体費用を少しでも安くしたい方はこちら
色々自分で解体を手配するためのデメリットを書きましたが、実際には自分で手配する人も多いです。
70万円も安くなると分かれば、自分でやるメリットが十分出せますからね!
70万円あれば、キッチンやトイレのグレードアップが普通にできちゃうくらいの差額ですからね。
1坪家の広さも増やせるレベルです。

解体工事110番経由で最安業者を探すのがオススメ
とは言え、なんのつてもなく解体業者を見つけるって相当難しいです。
少なくとも私は解体業者さんと言われて一社も名前が出てきません…
そういう方のために、オススメの解体業者を比較、紹介してくれるサービスがこちらです。
変な業者は紹介されない
なんのツテもなく電話帳で探すと『ヤバい業者』に当たる確率が高いですが、このサービスなら加盟審査をクリアした優良業者だけを紹介してくれるので、自分で探すより安心できますよ。
実際に桧家住宅へ解体を頼んでどうだった?
我が家はたまたま隣の家が知り合いなので、実際のところどうだったのかを聞いてみました。
- 挨拶は好印象で、◯◯日の◯時から◯時まで解体で、騒音が発生しますと丁寧な説明。そして粗品がもらえた。
- 現場はちゃんと防音ネットで囲われ、水を撒きながら粉塵が飛ばないように配慮されていた。
- 毎日最後に掃除されるので、道が汚いこともなかった。
- 頭がぶつかりそうな足場にはスポンジが巻かれ、車ようにと不織布のカバーも渡された。
- すれ違うときは必ず挨拶をしてくれた。
などなど好印象な話がたくさんありました。
もちろん追加費用の請求や変なクレームなどもなく予定通り解体作業は終了しましたよ。
ここで近隣住民にこの家ヤバいと思われてしまうと、いきなり暮らしにくいですからね。
私たちじゃなくて解体業者がダメなだけでもそう思われてしまいます。
この辺の配慮をしてくれる解体業者さんは本当にありがたいです。
まとめ:解体費の差額「70万円」は高いか、安いか
私は、桧家住宅に解体をお願いして良かったと思っています。
70万円分の請負仕事かと言われると微妙なところではありますが、かと言って自分でこれを全てノートラブルでやれる自信はありません。
なにより、挨拶まわりやクレーム対応は建築地が遠いと相当大変です。
目先の安さにだけつられることなく、
- 解体費用を手出しできるか
- クレーム対応や挨拶まわりは自分でできるか
- ハウスメーカーと解体業者の仲介をちゃんとできるか
- IT業界で言ったら、ベンダーコントロールをするプロジェクトマネージャーが勤まるか
これらをきちんと意識したうえで正しい判断をしてくださいね!


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