桧家住宅は高気密、高断熱なのか!?Ua値やC値を徹底解説してきます。
桧家住宅はUa値が低いからと候補から外してしまっている方も多いと思いますが、オプション仕様にしたら高性能ハウスメーカーにも負けないレベルの仕様にできるんです。
以下の記事では、外壁、屋根、内装、住宅設備関係の仕様についてまとめています!
併せて見てくださいねー!

高気密とは?

まず最初に高気密とはなんなのかを説明していきますね。
気密性はC値で表現される
その名の通り家がどれだけ気密が取れているのか(隙間が少ないのか)を表す指標ですね。
C値 = (住宅全体の隙間面積 (cm²) / 延床面積 (m²))
こんな式で表現できます。
隙間の数を算出しているので、値が小さいほうが優秀です。
C値は1より低い値だと快適
1平方メートルあたり1平方センチの隙間があるのがC値1の状態です。
感覚的な話になりますが、1平方メートルで1平方センチしか隙間がないならかなり密閉度が高そうですよね。
普通の賃貸住宅だとC値は2-3くらい、古い家だと5とか考えられないくらいの隙間になります。
隙間風で家が寒い、エアコンが全然効かないみたいな家はこうなってしまっていることが多いです。
C値は断熱性能の計算とは全く別なので、断熱材が1個もない家であっても超密閉されていたら高気密の家になります。
いくら密閉されていても、断熱材がなかったら超寒くて暑い家になるので注意してください!
気密性(C値)はなぜ大事?
エアコンの効きがよくなる
C値が良いと隙間が少ないので、もちろんエアコンの効きがよくなります。
昨今の電気代はものすごい高騰しているので大きな節約ポイントですね。
これはみなさんが真っ先に思い浮かぶメリットですよね。
換気効率が良くなる
気密性が低い家って、無限に換気しているから効率が良さそうじゃないですか?
でも実はそうじゃないんです。

大昔の屋敷みたいに家が全開放されているなら話は別ですが…
今の家って各階に必ず換気扇が付いていて、24時間換気しますよね。
換気扇って適当につけているわけではなくて、この広さに対してこれだけの換気ができればOKときちんと空調設計されているんです。
換気するには給気と排気が必要です。
どちらかが欠けると換気できません。
空気が入ってこなければ出す空気がないですし、出ていかなければ空気は入れられないんです。
例えがあれですが、家を超巨大なタッパーだと考えて換気の計算をしているわけですね。
そのタッパーのいたるところに穴が空いていると、空気の入口と出口がぐちゃぐちゃになるので、想定された換気ができなくなってしまうんです。
穴の付近はすごい勢いで換気されるかもしれませんが、奥の方の部屋の人は全然換気されないと言ったことが起こり得るわけですね。
タッパーの端から端に空気を送って換気したいのに、途中で穴が空いていたら端まで空気が流れないですから。



今の我が家は絶妙に古いマンションに住んでいるのですが、換気が全然できません。
隙間風はすごいのに、窓を閉めていると二酸化炭素濃度が警告レベルになるんです。
隙間だらけで暑くて寒いのに、換気もできないとか最悪の家ですねw
換気できると家は快適になる
今の家って昔みたいに窓を開けて換気することは想定していません。
24時間換気、つまり換気扇が換気し続けるのです。
C値が低い家はこれができないので、真夏や真冬に息苦しくなって窓をあけなければいけなくなります。
だから、高気密(C値)って大事なんです!
気密測定のない会社は怪しい
気密って長期優良住宅やZEHなどの認定では考慮されない部分なので、ハウスメーカーが高気密です!と言い張ればそれでOKなんです。
だから、高気密を謳っておきながら気密測定もしない会社が横行しています。
YouTubeで気密測定をよくやっているチャンネルがあります。
そこで高気密、高断熱と言っているけど気密測定はしていませんと言う家がよく出てきます。
こういう家って、大体C値2.0とか散々な結果なんですよね…
桧家住宅は気密保証(C値0.6)付き
桧家住宅はC値0.6を保証しています。
全ての家で気密測定を行い、0.6より数値が高い場合は隙間の埋め直しを行い必ず高気密の家にしてくれます。
きちんと施工している自信があるゆえに保証できるわけですから、こういうハウスメーカーを選ばないと後々後悔する可能性が高くなりますよ。



我が家は自腹でも良いから気密測定をやるつもりだったので、この気密保証は大きな決断理由でした。
高断熱とは


高断熱はUa値で表現される
最近はUa値(外皮平均熱貫流率)で高断熱を表現することが多いです。
難しい表現ですが、要はどれだけ熱を通しますか?と言う数値ですね。
家で言うと布団みたいなものです。
タオルケットじゃ寒いですが、ふかふかの羽毛布団なら冬でも温かいですよね。
UA値 =建物の熱損失量の合計 ÷外皮面積
こんな式で表現できますが、
- 断熱材の種類
- 窓のサイズ
- ドアの種類
などなどいろいろな条件を入れて算出することになるので、素人で考えるのは本当に難しいですね。
覚えておきたいことはただ1つ、値が小さいほうが優秀と言うことです。
Ua値は日本のルール上、いちばん大事な指標


日本の住宅性能は「断熱等級」でしかルール上は判断されません。
2025年現在だと最低でも断熱等級5の家、できれば6を目指してくださいねと言う推奨になっています。
Ua値は闇が深い
これって家のサイズと断熱材の種類、量や窓のサイズだけで決定されます。
逆に言うと、これさえ守っていれば勝手にUa値は上がります。
つまりどう言うことかと言うと、
普通に考えたらとても高断熱とは思えない家であっても、ルール上は高水準の家になってしまうのです。
気密も断熱も両方大事
上でお話したように、日本の住宅性能評価基準だと気密は考慮していません。
しかしながら、高断熱だけど隙間だらけの家は当然快適にならないことは自明です。
Ua値ばかり宣伝しているメーカーは危険ですし、逆にC値ばかり宣伝しているメーカーも危険です。
両方の条件を満たしているハウスメーカーを探してくださいね。
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桧家住宅は高気密、高断熱!?


いよいよ本題です。
桧家住宅はどうなのかを見ていきましょう!



ここでは人口が一番多い省エネ等級区分6の地域前提で話します。
違う地域の人は適宜読み替えてくださいね。
桧家住宅はバランスが良いこと(コスパ)一番大事にしている
桧家住宅は性能に特化しすぎて高い家、住みにくい家は良しとしていません。
ちょうど良いバランスの家が最高だと考えています。
これは近藤社長自ら発信している内容で、桧家住宅の住宅は実際にそのような作りになっています。
桧家住宅はこのどちらでもなくて、とにかくコスパ重視の発想で進化し続けています!
トリプルガラスは非推奨
トリプルガラスって非常に高額です。
我が家だとペアガラスのAPW330から、トリプルガラスのAPW430にしたら160万円の差額でした。
これだけの金額だとトリプルガラスにするべきか悩みますよね。
一条工務店みたいにトリプルガラスが標準なら考えませんが、冷静に考えるとこれだけの費用が標準価格に上乗せされている訳で…
ここで問題です!
トリプルガラスは確かに高断熱なので月々の電気代は確実に安くなります。
ただ、この差額の元を取るのに何年かかりますか?
答えは100年くらい?で、ほぼ元が取れません。
こんな感じで、いくら快適になったとしても過剰スペックの家はもったいないんじゃないか!?と言うのが桧家住宅の根底にある考え方です。



桧家住宅では実際に断熱等級6の家と5の家を隣に並べて光熱費がどれくらい違うのか実験しています。
その結果、絶対に元が取れないだろうと結論付けています。
国の補助金の関係で断熱等級6仕様のエリートワンが発売されましたが…
補助金を貰えるならば実質無料で断熱等級が上がるので、これはお得ということでしょうね!
Z空調(全館空調)と気密性で快適に
とは言っても、トリプルガラスにしないと家が寒い?電気代が高くなる?と言う話もありますよね。
ペアガラスで妥協して値段は落ちたけど、普段の生活が不快になってしまっては本末転倒です。
この対策で出てくるのが全館空調と高気密です。
桧家住宅は極力エアコン代がかからないように、高品質な全館空調を用意しています。
この全館空調を安い電気代で効率よく効かせるには高気密になっていなければなりません。
桧家住宅は過剰スペックで費用の高いものは削って、その分をこうやってコスパに振っているんですねー
桧家住宅のUa値(断熱性能)


桧家住宅はバランスの良いUa値(断熱性能)を目指した家造りをしています。
断熱性能を上げるのに大金をかけた割には、快適性がそこまで変わらない、電気代がお得にならない。
みたいなものはあえて捨てることでコスパの良い家に仕上がっています。



一条工務店みたいにとにかく性能最重視で、高くてもいいからトリプルガラス!付加断熱!とにかく数字が命!
と言う発想とは逆を行っています。
わかりやすくUa値を表にまとめてみました。
単位(W.m2.K) | 2地域(北海道) | 2地域(本州) | 3地域 | 4地域 | 5・6・7地域 |
エリート・ワン | 0.25(断熱等級6) | 0.33(断熱等級5) | 0.47(断熱等級5) | 0.55(断熱等級5) | 0.43(断熱等級6) |
スマート・ワン | 0.33(断熱等級5) | 0.33(断熱等級5) | 0.47(断熱等級5) | 0.55(断熱等級5) | 0.60(断熱等級5) |
エリートワンなら断熱等級6が取れる
桧家住宅のの最高級商品「エリートワン」なら断熱等級6が標準仕様になっている地域もあります。
GX補助金が発表されたので、それに適合するために桧家住宅も新商品を出してきました。
標準仕様がこれなだけで、OP扱いでどの地域も断熱等級6にできますよ。



エリートワンは断熱等級だけでなく、屋根が瓦やガルバになったり、外壁が高耐久サイディングかガルバになったりなど、その他の面でも高耐久しようになっているのでオススメの商品です。
アクアフォームをLITEからNEOに変更することでUa値アップ
スマートワンと比較すると、一部分をアクアフォームをLITEからNEOにしています。
・アクアフォームLITEは100倍発泡
・アクアフォームNEOは30倍発泡
なので、断熱材として見るとアクアフォームNEOの方が性能が高いです。
断熱材としての特性が違うのでどちらが良いとは一概に言いにくいですが、断熱等級を上げるためにより高級な断熱材に変更したわけですね。
スマートワンでも十分
主力のスマートワンは標準仕様だとどの地域も断熱等級5です。
これが桧家住宅の考えるコスパの良い家なので、安くて快適に暮らせるちょうど良い仕様になりますよ。
Ua値には入らないが、アクアシルバーウォールライトが優秀


桧家住宅の家は全邸にアクアシルバーウォールライトと言う、透湿防水のアルミシートが貼られます。
これは断熱材ではないのでUa値には全く関係ないですが、アルミシートで遮熱したら家の快適性にはかなりの効果がありそうです。



私はキャンプが好きなのですが、テントの上で寝ると寒いので遮熱材としてアルミシートを下に引きます。
これだけで本当に冷たさが違うので、快適に寝られるんですよ。
こういう部分にまでこだわってくれるのが、コスパを最優先にしている桧家住宅らしくて私は気に入っています。
桧家住宅のC値(気密性能)
桧家住宅は高気密には力を入れています!
全館空調(Z空調)を効率よく効かせるために必須の要件だから、同一レベルのHMではありえないほどのレベルですよ。
全邸気密測定
桧家住宅は全部の家で気密測定を行います。
高気密、高断熱を謳っておきながらC値測定しない会社は、実際に高気密なのかどうか分かりませんからね。
数千万円の工事をたった数人でやるわけですから、隙間の塞ぎ忘れくらいどうやったって起きるわけです。
その点、桧家住宅は全邸気密測定なので、こういうミスで低気密になることはなくなるのでかなりの安心材料です。
C値0.6保証
桧家住宅はC値0.6を保証しています。
ここまで低い値を保証しているハウスメーカーはほとんどないので、相当自信を持っているということになります。
なんせ、実測平均値がC値0.4らしいらですからね。
これなら0.6保証も頷けます。
基礎断熱により高気密を実現


桧家住宅は基礎断熱です。
普通の家は床下断熱と言って、1Fの床下まで外気が流れるのですが、桧家住宅は基礎の中に外気を入れない基礎断熱と言う手法を取っています。
基礎断熱は主に鉄骨メーカーで採用されているので、木造だと珍しいですね。
気密処理が必要な場所を減らせる
基礎断熱ってわかりやすく言うと、家の四隅だけ気密処理ができていれば外気が漏れる場所がありません。
床下断熱だと床材を支えている柱ごとに断熱材が切れるので、気密処理をしないといけない場所がかなり多くなります。
つまり、基礎断熱は効率よく高気密に仕上げられる工法なんです。
アクアフォームによって高気密を実現
アクアフォームと言う吹き付け断熱を使うことで高気密にしやすくしています。
これも基礎断熱の話と似ていますが、
普通のグラスウールのような断熱材だと、柱の間に隙間なく押し込んで気密テープで四隅を貼り付けてと柱ごとに結構たいへんな作業が発生します。
アクアフォームLITEの場合は吹き付けるだけ吹き付けて、はみ出た部分はカットしていくだけでよいので施工が簡単なんです。
職人がきちんと気密処理をやればどちらも同じですが、圧倒的に吹き付け断熱の方が気密を取りやすいです。
これは大量に家を建てているハウスメーカーにとって本当に大事なポイントです。
(職人任せだとどうしてもミスが起きやすいですからね)
アクアフォームNEOはちょっと注意が必要
ちょっと詳しい方だとこういう疑問が出てくると思います。
吹き付け断熱はカットするとスキン層がなくなって良くないのでは?と…
アクアフォームLITEは連続気泡なので、どこでカットしても性能が変わることはないと主張しています。
アクアフォームNEOは独立気泡なので注意が必要です。
独立気泡はカットするとそこからガスが抜けるので、理論上は性能低下することになります。
つまり、LITEのときのように断熱材を吹き付けまくって飛びたらカットすれば良いやが出来ないんです。
断熱材はどう頑張っても柱からはみ出ることは許されないので、LITEよりもNEOの断熱材のほうが薄くなってしまうわけですね。
スマートワンならアクアフォームLITEなので、柱いっぱいに断熱材が吹き付けられます。
エリートワンだとアクアフォームNEOになるので、柱より薄くしか断熱材が吹き付けられません。
柱いっぱいまであるLITEと高性能だけどちょっと断熱材が薄いNEOだとどっちが実際高断熱なのかは難しいところです。
Ua値だとこういうところは見えてこないので悩みますねー
桧家住宅は高気密、高断熱!? まとめ
桧家住宅の気密性(C値)、断熱性(Ua値)について今回はまとめました。
桧家住宅は高気密
C値0.6保証で平均の実測値が0.4!と素晴らしい気密性を持っています。
この値は日本全国のハウスメーカーと比較してもトップクラスなので自信を持って高気密住宅と言えますね。
桧家住宅はコスパ重視の高断熱
断熱性は断熱等級5-6を取得できるので決して悪くないです。
むしろ高断熱よりと表現しても良いでしょう。
しかし、会社の方針として断熱性能を最大にすることを目標にするのではなく、コスパに優れたものにすることを目指しています。
全館空調やUa値に入らないアルミシートを使うなど、他社とは違うアプローチで快適な家づくりを目指していますね。



私はこの発想に完全に共感したので、桧家住宅と契約しました!
長期優良住宅の仕組みが始まってから、日本の家も高性能化が進んでいますからね。
このレベルになってしまえば、30年後でも時代遅れの性能になることはないだろうと考えています。
一昔前の家だったらとにかく性能重視にしておかないと…と考えていたと思います。
外壁、屋根、内装、住宅設備関係の仕様はこちらから
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