桧家住宅 エリートワンの標準仕様を徹底解説!

桧家住宅 エリートワンの標準仕様-icatch

桧家住宅からもエリートワンと言う断熱等級6仕様が発売されました。
桧家オーナーの私が今回は桧家住宅 エリートワンの標準仕様を徹底解説していきます!
標準仕様が微妙なので、その時点で検討対象に入らないパターンが多かったですが、これで性能重視の方の需要も取り込めるようになりましたね!
待望の新製品です。

一番売れ筋のスマートワンもこちらの記事で解説しています!
スマートワンを高級仕様にしてエリートワンに近づける方法もあるので、検討してみてくださいね。

桧家住宅の標準仕様とオプションを徹底解説!実際に注文してわかったおすすめポイント

記事が長いので、目次から気になる部分までジャンプしてください!

Ua値やC値など性能の話はこちらから!

目次

桧家住宅 エリートワンの特徴

桧家住宅 エリートワン
https://www.hinokiya.jp/lineup/eliteone/より引用

2024年11月に桧家住宅から発売された新商品です。
特徴は大きくこの2つです!

桧家住宅の弱点が全てクリアされていて本当に素晴らしいです。

1.断熱等級6が標準に

HEAT20
https://www.kuros.co.jp/spec/ より引用

エリートワンは断熱等級6が標準です!

桧家住宅は断熱等級仕様が低いから除外!としていた性能重視の方も大満足の高気密高断熱仕様に仕上がっています。

2.ガルバリウム、フュージェなどの高耐久外装が標準

エリートワン 外壁

ガルバリウムや高耐久サイディングの外壁、屋根が標準で選択できるようになりました!

サイディングやスレートは寿命が…と思っている人たちもこれなら納得ですね。

りぃぱぱ

我が家は三階建てなこともあり、軽量で高耐久なガルバリウムを選択しています!

他の仕様はほぼ全て通常商品のスマート・ワンと同じ

他の仕様はほぼ全てスマート・ワンと同じです。
単純に桧家住宅の弱点と思われていた「断熱等級の低さ」と「外壁材の弱さ」を改善した高級ラインの商品ですね。

スマート・ワンでもおなじみの、超高気密仕様、全館空調、基礎/屋根断熱仕様と最強仕様が加わるんですから、毎年業績を伸ばし続けているのも納得です。

他社ときちんと差別化できていて本当に仕様設計がうまい!

スマートワンの仕様はこちらから

断熱等級6は必要?

断熱等級6の家って断熱性能も高いですが、値段も高いです。
わざわざ高価な家にする価値はあるのでしょうか?

そんなところにも桧家住宅は突っ込んだ見解を出していますよ。

桧家住宅の推奨は断熱等級5仕様

断熱等級6が最低ラインの風潮に疑問符

断熱等級6じゃないと新築の最低ラインに達していないと言うSNS発信が最近は多いです。
特に日本一売れている一条工務店は最大限性能にこだわっているので、こういう情報が多くなるのは必然ですね。

今はインターネット全盛期なので、いろんなハウスメーカーの情報を一気に比較することができます。
そうするとわかりやすいのが数値や素材になっている部分…
そうです、断熱等級や気密性能、外壁タイルなどです。

家の設計がすごいとか、内装がオシャレとか、設備がすごいとかって一気に比較したときに見えて来ません。
全部のハウスメーカーを回るわけにはいかないので、ここで性能が低いハウスメーカーはそもそも見学にすら行かない人が多いです。

勉強熱心な施主ほど断熱等級が高くないハウスメーカーを毛嫌いして、はなから検討候補に入れないのではないでしょうか。

かくいう私もその一人で、最初は桧家住宅は断熱等級が低いからと候補にすら入れていませんでした。

たしかに、断熱等級は高ければ高いほうが良いに決まっていますが、実際のコストや快適さを見たらどうなの?と言う部分まで具体的に考えている人は少ないはずです。

こうやって言っている人が多いから断熱等級6未満はダメだ!と考えてそれ以上は深追いしない人が多いと思います。

こんな風潮に疑問を持っているのが桧家住宅です!

桧家住宅は断熱等級5で十分と言う検証を実施

桧家住宅はもとより断熱等級は5で十分
断熱等級はそこそこにして、とにかく高気密にするべきだと言う主張を続けています。
それ以上はコスパが悪くて元本が回収できないですと…

りぃぱぱ

日本の性能指標は断熱性能がメインなので、高断熱だけど低気密な家が結構あります。
いっくら防寒着を着込んだところでその服が穴だらけだったら意味がないんですけど、日本では高気密にしたところで何か認定が取れるわけではないのでないがしろにされがちです。

これは個人的な見解ですが、断熱等級が高いのに価格が安いところは心配です。
全国区のハウスメーカーの大量仕入れに負けない値段で高断熱にすると言うことは、どこかを犠牲にしていくしかありません。
そうすると手間のかかる気密処理や許容応力度計算などなど、目に見えにくい部分が節約されている可能性大です。

なぜ、わざわざ家の性能が低い断熱等級5が良いと桧家住宅は主張するのでしょうか?
普通に考えて断熱等級を高くして家の単価を上げたほうが会社は売上が増えるのでオトクなんです。

桧家住宅は北海道仕様もできるハウスメーカーなので断熱等級を上げる技術があるわけで、わざわざネガキャンする理由がありません。
ここからはその理由を解説していきます!

この検証は1-2地域など極寒部を除いた話です。
これらの地域の人は断熱等級6の恩恵をより受けられるので、当てはまらない可能性があります!

断熱等級5と6の電気代の差はわずか月々900円から5000円

桧家住宅ではわざわざ隣同士に断熱等級が違う同じ仕様の家を建てて色々と検証しています。
その結果の一部を引用しますと…

桧家住宅 断熱等級による電気代の違い
https://www.hinokiya-group.jp/contents/wp-content/uploads/2025/06/20250609-1.pdfより引用

地域差はありますが、断熱等級5と6の電気代の差は、月々1,000円から5,000円とごくわずかなんです。

もちろん、どの家もZ空調を効かせていて、家の快適状態はほぼ同じです。

4地域の電気代差が大きいのは、断熱等級5の要件と6の要件の性能差が他の地域よりも大きいからです。
断熱等級5は6地域と同じくらいの仕様で取得できるのですが、断熱等級6になると3に近い性能が必要になるんです。
実際4地域って雪が降る地域ですから、今までの断熱等級5認定がゆるすぎるんですね。

検証結果の詳細を知りたい方は桧家住宅のプレスリリースをみてください!
断熱 6 等級 冬の電気代削減効果を 3 地域・4 地域・6 地域の 3 地点で検証

断熱等級を5から6にする費用

お金アイコン

みなさん、断熱等級を5から6に上げる費用っていくらくらい掛かると思いますか?

地域にもよりますが、100万から200万くらいかかります。
びっくりする金額ですよね。

例えば断熱等級変更に100万円かかって、電気代の差が月々2,000円しかでないとしたら…
電気代で元を取るのに41年くらいかかります。
これでも桧家住宅の実測値より甘めに計算しているので、実際にはもっと年数がかかります。

今の家は長期優良住宅仕様が大半で、長持ちさせる前提ではありますが40年後はそろそろ建て替えも検討するくらいのレベルじゃないでしょうか。
少なくとも施主のわたしたちは確実に老後を迎えていて、子ども世代が恩恵を受けるかなーと言う感じですよね。

6地域は断熱等級6仕様の要件が低いので100万円くらい、4地域などは要求仕様の引き上げ幅が大きいので200万円くらいかかるイメージです。

断熱等級6仕様のエリートワンは補助金対策?

色々と書きましたが、こんな感じで桧家住宅は断熱等級6を現時点では推進していません。

では、なぜ桧家住宅がエリートワンと言う断熱等級6の商品を発売したのかと言いますと…

2024年11月に始まったGXグレード補助金によるものが大きいと思います。
GXグレード対応の家にすると補助金は最大160万円も受け取れます。

この要件として断熱等級6仕様がほぼ必須なので、桧家住宅もエリートワンを発売したのでしょう。
発売時期もちょうど重なります。

りぃぱぱ

我が家は一番多くの人に当てはまる「6地域」です。
大体150万円くらいの増額で断熱等級6仕様に変更できたので、無料で家のグレードが上がった計算になりますね。
これならお得感があるのでやって損はないだろうと思っています。

細かいところを見ると吹き付け断熱の素材が変わるので、どっちが耐久性あるの?など細かい部分は気になるのですが…

カタログスペックで除外されることを防ぐ意味もある?

上にも書いていますが、桧家住宅はスマートワンと言う、社長も推奨している断熱等級5仕様の商品があります。

しかし、これだと一番最初に家を建てようと思ったときの比較で除外されてしまう可能性が高いです。
他は断熱等級6なのに、ここは5かぁ。全館空調は魅力だけど性能が低いなーみたいな感じで…

展示場に来てくれないことには良さを伝える機会がない

桧家住宅がいくらこういう実験をして、断熱等級5がオススメですよとパッケージを用意したところで、展示場に来てくれないことにはそれを伝える機会すらありません。

そういう意味で、まずは最初の比較対象に残ってもらわないといけないわけですね。
そのためにエリートワンを発売した可能性もあります。

断熱等級6で高気密、全館空調のハウスメーカーはなかなかない

エリートワンの仕様をまとめるとこんな感じなので、唯一無二の仕様を備えています。

特に断熱等級6にC値保証の高気密、全館空調となるとほぼ選択肢がありません。

  • 断熱等級6
  • 高気密(C値保証)
  • 吹き付け断熱
  • 屋根断熱
  • 基礎断熱
  • 全館空調

エリートワンの外装仕様

ここではスマート・ワンと違う部分だけ仕様を解説していきますね!

屋根の仕様

桧家住宅 コロニアルグラッサ

屋根はガルバリウムとコロニアルグラッサが標準仕様

私イチオシのガルバリウムが標準になりました。
耐久性に優れていますし、何よりも軽量なので地震対策にもなる優秀な屋根材です。

りぃぱぱ

私たちは軽さを求めてガルバリウムにしました。

そして、コロニアル クアッサと言うスレート屋根が標準仕様になっています。
一般的なスレートよりは長持ちする工夫がされていて、耐用年数は30年くらいあるみたいです。

ガルバリウムの屋根にすると太陽光パネルが乗らないみたいなブログを見たのですが、2025年時点では改善されていました。
太陽光パネルを乗せる場合にも気にせずガルバリウムを選んでください!

外壁の仕様

桧家住宅 外壁
https://www.hinokiya.jp/lineup/smartone/より引用

外壁は高耐久サイディング、ガルバリウムが標準

  • ガルバリウム
    • ガルバリウム最大手のSP-ガルスパン
  • サイディング
    • フュージェ
    • ドレッセプレミアム
    • COOLメモリア
    • アルテミュール

外装オプションではガルバリウム、高耐久サイディングのフュージェやドレッセが標準仕様になりました。

他にもCOOLメモリアやアルテミュールなどおしゃれなサイディングも仲間入りしていて、高級感がある家作りもできるようになっていますよ。

りぃぱぱ

私はもちろんガルバリウム外壁です!

エリートワンの仕様は元々スマートワンのオプションだったので施工は問題なし

桧家住宅の主力商品である、スマートワンのオプションとしてこれらの仕様はもともと選べるものでした。
だから、施工慣れしていなくて精度が心配…みたいなことは気にしなくて大丈夫です!

りぃぱぱ

ここに記載していないものだとオプションで外壁タイルや瓦屋根も選べます。
スマートワンってちゃんと高級グレードクラスまでオプションが用意されているんですけど、それが伝わってないので性能が良くないと思われがちでもったいないですねー

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桧家住宅では現在、紹介キャンペーンを実施中です!

最初に展示場に行く前に、このページからキャンペーン申請をする必要があるので注意してください!
もちろん購入縛りもありません。
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展示場にはじめて行く人限定のキャンペーンなので、とりあえず見学してみたいなーって方の申請は大歓迎です。
むしろ桧家住宅に何度か見学に行って、ここに決めた!ってなってから紹介キャンペーンを受けようと思っても受けられませんので要注意です。

紹介されて桧家住宅さんに行った結果、やっぱり別のハウスメーカーが良かったとなったらこれはもう桧家住宅の力不足です。
ハウスメーカーからするととにかく展示場に来てもらいたいからこういうキャンペーンをやっているわけですね。
紹介されたんだから契約しないのはおかしいなんていう話にはならないので安心してください!

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