桧家住宅には大きく「エリートワン」と「スマートワン」と言う2つの商品があります。
具体的に何が違うの?コスパは?どっちがオススメ?などなど気になることがたくさんあるので、今回は施主のわたしがエリートワンとスマートワンの違いを徹底比較していきますよー
エリートワンとスマートワンの違い
エリートワンは断熱等級6!外壁ガルバか高耐久サイディング、屋根はガルバ
と高級路線の商品です。
2025年のGXグレードにあわせて登場した新商品ですね。

スマートワンは断熱等級5!外壁はサイディング、屋根はスレートと一般的な仕様の中価格帯商品です。
桧家住宅ではスマートワンが主力商品となっていて、建築棟数は圧倒的にスマートワンが多いです。

断熱の違い

公式サイトの表がわかりやすいので拝借しました。
2地域は付加断熱(外張り断熱)に違いあり
北海道の2地域は付加断熱のネオマフォームが、
・スマートワンだと30mm
・エリートワンだと60mm
と2倍の差があります。
単純に厚さが2倍になったので相当な断熱効果だと思います!
5.6.7地域は屋根と基礎に変更あり
ほとんどの人が関係してくる5.6.7地域の家は2箇所変更が加わっています。
- 屋根断熱のアクアフォームLITEが
- スマートワンだと170mm
- エリートワンだと200mm
たった3センチですが違いがあります。

2025年の4月くらいまで、6.7地域スマートワンの屋根断熱は厚さ105mmとちょっと物足りない仕様だったので、200mmのエリートワンの凄さがより際立っていました。
- 壁断熱のアクアフォームが
- スマートワンだとアクアフォームLITE85mm
- エリートワンだとアクアフォームNEO85mm
と素材自体に違いがあります。
壁の厚さは木の太さに依存して変えられないので、素材ごと変更して断熱レベルを上げてきました。



分かりにくいですが、アクアフォームLITEがNEOに変わっています。
・アクアフォームLITEは連続気泡の100倍発泡
・アクアフォームNEOは独立気泡の30倍発泡
すごく簡単に言うと密度が3倍違うので、より断熱効果の高い素材がNEOですね。
その分お値段も3倍くらい違いますが…
屋根材の違い


スマートワン | エリートワン |
---|---|
・スレート(コロニアル クァッド) | 標準 : 標準 : ・ ガルバリウム ・高耐久スレート(コロニアルグラッサ) |
オプション : ・ガルバリウム ・スーパーガルテクト ・高耐久スレート(コロニアルグラッサ) ・瓦 ・アスファルトシングル | オプション : ・スーパーガルテクト ・瓦 ・アスファルトシングル |
スマートワンはスレート屋根が標準
コロニアルクァッドと言うケイミューのスレート屋根が標準仕様になっています。
一般的なスレートよりは長持ちする工夫がされていて、耐用年数は20年くらいあると言われています。
とは言えスレートなので、30年後にはおそらくくたびれた感じになっていると思われます。
耐用年数30年は定期的なメンテナンスを実施した場合です。
コロニアルクァッドは一般的なアクリル系塗膜なので10年に1回くらいは塗り直す必要があります。



スレート屋根は材質上、結構水を吸うので、屋根材としては致命的な弱点を抱えています。
コーティングや塗装を行うことで対策しているだけなので、どうやっても耐用年数が短くなりがちです。
時代的に長期優良住宅などを目指すような風潮になっていることを考えると、ガルバリウムや瓦がやっぱりおすすめですね。
エリートワンはガルバリウムとコロニアルグラッサが標準仕様
私イチオシのガルバリウムが標準になりました。
また、コロニアルグラッサと言うケイミューの高耐久スレート屋根が標準仕様になっています。
スマートワンと違って耐久性の良い素材が採用されていますね。
一般的なスレート(ケイミューだとコロニアルクァッド)はアクリル系塗膜なので再塗装を10年おきに実施して耐用年数が20年
コロニアルグラッサは無機系塗膜を採用することにより20年間再塗装不要で耐用年数が30年以上となっています。
似たような名前で混同しがちですが、高耐久サイディングのコロニアルグラッサの方が最終的な維持費は安い可能性が高いです。



私は軽量で高耐久のガルバリウムが一番良い屋根材だと思っているので、ガルバリウムを採用しました!
上が軽いだけで大分地震にも強くなると思っています。
外壁の違い


スマートワン | エリートワン |
---|---|
・サイディング 親水性のセルフクリーニング機能付き | 標準 : ・ガルバリウム ガルバリウム最大手のSP-ガルスパン ・高耐久サイディング フュージェ ドレッセプレミアム COOLメモリア アルテミュール | 標準 :
オプション : ・目地なしタイル 親水性のセルフクリーニング ・ガルバリウム ガルバリウム最大手のSP-ガルスパン ・高耐久サイディング フュージェ ドレッセプレミアム |
スマートワンの標準仕様はサイディング
スマートワンの外壁は親水性のセルフクリーニング機能付きサイディングが標準です。
結構頑張っている仕様には見えますが保証は10年ですし、お世辞にも高級感があるサイディングではありません。
オプションは高耐久サイディング、タイル、ガルバリウム
- タイル
- 親水性のセルフクリーニング
- 目地無し(裏に隠れているからコーキングメンテ回数を減らせる)
- ガルバリウム
- ガルバリウム最大手のSP-ガルスパン
- 30年保証の高耐久サイディング
- フュージェプレミアム 16
- ドレッセプレミアム 18
外壁のオプションは豊富で、一般的に流通している仕様はどれも対応できます。
エリートワンの外壁は高耐久サイディング、ガルバリウムが標準
- ガルバリウム
- ガルバリウム最大手のSP-ガルスパン
- サイディング
- フュージェ
- ドレッセプレミアム
- COOLメモリア
- アルテミュール
外装オプションではガルバリウム、高耐久サイディングのフュージェやドレッセが標準仕様になりました。



私はもちろんガルバリウム外壁です!
エリートワンとスマートワンの違いはこれだけ
別商品として販売しているので全く違う仕様なのかと思いきや、違いはたったのこれだけです。
構造も一緒ですし、住宅設備や内装関係に違いは全くありません。
エリートワンと別商品っぽい雰囲気を出してはいますが、実際はスマートワンのOP仕様と言えますね。



我が家はタイミング的な問題もあって、スマートワンをカスタムして断熱等級6、屋根と外壁はガルバリウム鋼板の仕様になっています。
つまり、完全にエリートワン仕様のスマートワンですね。
どちらもOPでしたので、個別対応してもらったわけではありません。
エリートワンとスマートワン、どっちにするべき?
違いがこれだけしかないと結局エリートワンとスマートワン、どっちにすれば良いか判断が難しいですよね!
簡単にわたしの方で判断基準を作ってみました。
エリートワンを選んだほうが良い方
- 最初は高くても今後のメンテナンス回数、費用を抑えたい方
- 断熱等級6仕様じゃないと嫌な方
- GXグレードなど、今後の補助金を狙っている方
- 見た目に高級感が欲しい方
スマートワンを選んだほうが良い方
- 予算重視の方(少しでも初期費用を抑えたい方)
- サイディングやスレートを定期的に貼り替えられる方
- 高級な素材を何十年も使うより、安価な素材を定期的に買い替えたほうがキレイを保てる可能性があります
- 費用を内装や住宅設備、外構に回したい方
- 断熱等級6は過剰だと思う方
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断熱等級6は必要?
・エリートワンは断熱等級6
・スマートワンは断熱等級5
なので、根本的なところで大きな違いがあります。
断熱等級が高い家の方が性能が高いのは間違いないですが、100万円単位での差額が発生します。
そこまでの費用を払ってまでエリートワンにする必要があるのか!?の観点でここからは書いていきますよ。



桧家住宅が現時点での断熱等級6には結構懐疑的で、色々な検証を行っています。
これが面白いのでわかりやすくまとめました!
桧家住宅は断熱等級5を推奨(コスパ的に)
断熱等級6が最低ラインの風潮に疑問符
断熱等級6じゃないと新築の最低ラインに達していないと言うSNS発信が最近は多いです。
日本一売れている一条工務店が最大限性能にこだわって成功しているので、こういう情報が多くなるのは必然ですね。
今はインターネット全盛期なので、いろんなハウスメーカーの情報を一気に比較することができます。
比較される対象としてわかりやすいのが数値や素材になっている部分…
そうです、断熱等級や気密性能、外壁タイルなどです。
家の設計がすごいとか、内装がオシャレとか、設備がすごいとかって一気に比較したときには見えません。
全部のハウスメーカーを回るわけにはいかないので、ここで性能が低いハウスメーカーはそもそも見学にすら行かない人が多いです。
勉強熱心な施主ほど断熱等級が高くないハウスメーカーを毛嫌いして、はなから検討候補に入れないのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、最初は桧家住宅は断熱等級が低いからと候補にすら入れていませんでした。
たしかに、断熱等級は高ければ高いほうが良いに決まっていますが、実際のコストや快適さを見たらどうなの?と言う部分まで具体的に考えている人は少ないはずです。
断熱等級6未満はダメだ!と言っている人が多いから、駄目なんだろうと思うだけでそれ以上は深追いしない人が多いと思います。



お金に余裕があるなら断熱等級7で超高気密の家を建ててしまうのが一番ですが、ほとんどの人にとっては「価格」はかなり優先度が高いですよね
こんな風潮に疑問を持っているのが桧家住宅です!
桧家住宅は断熱等級5で十分と言う検証を実施
桧家住宅はもとより断熱等級は5で十分。
断熱等級はそこそこにして、とにかく高気密にするべきだと言う主張を続けています。
それ以上はコスパが悪くて元本が回収できないですと…



日本の性能指標は断熱性能がメインなので、高断熱だけど低気密な家が結構あります。
いっくら防寒着を着込んだところでその服が穴だらけだったら意味がないんですけど、日本では高気密にしたところで何か認定が取れるわけではないのでないがしろにされがちです。
なぜ、わざわざ家の性能が低い断熱等級5が良いと桧家住宅は主張するのでしょうか?
普通に考えて断熱等級を高くして家の単価を上げたほうが会社は売上が増えるのでオトクなんです。
桧家住宅は北海道仕様もできるハウスメーカーなので断熱等級を上げる技術があるわけで、わざわざネガキャンする理由がありません。
ここからはその理由を解説していきます!
この検証は1-2地域など極寒部を除いた話です。
これらの地域の人は断熱等級6の恩恵をより受けられるので、当てはまらない可能性があります!
断熱等級5と6の電気代の差はわずか月々900円から5000円
桧家住宅ではわざわざ隣同士に断熱等級が違う同じ仕様の家を建てて色々と検証しています。
その結果の一部を引用しますと…


地域差はありますが、断熱等級5と6の電気代の差は、月々1,000円から5,000円とごくわずかなんです。
もちろん、どの家もZ空調を効かせていて、家の快適状態はほぼ同じです。
4地域の電気代差が大きいのは、断熱等級5の要件と6の要件の性能差が他の地域よりも大きいからです。
断熱等級5は6地域と同じくらいの仕様で取得できるのですが、断熱等級6になると3に近い性能が必要になるんです。
実際4地域って雪が降る地域ですから、今までの断熱等級5認定がゆるすぎるんですね。
検証結果の詳細を知りたい方は桧家住宅のプレスリリースをみてください!
断熱 6 等級 冬の電気代削減効果を 3 地域・4 地域・6 地域の 3 地点で検証
断熱等級を5から6にする費用


みなさん、断熱等級を5から6に上げる費用っていくらくらい掛かると思いますか?
…
…
地域にもよりますが、100万から200万くらいかかります。
びっくりする金額ですよね。
例えば断熱等級変更に100万円かかって、電気代の差が月々2,000円しかでないとしたら…
電気代で元を取るのに41年くらいかかります。
これでも桧家住宅の実測値より甘めに計算しているので、実際にはもっと年数がかかります。
今の家は長期優良住宅仕様が大半で、長持ちさせる前提ではありますが40年後はそろそろ建て替えも検討するくらいのレベルじゃないでしょうか。
少なくとも施主のわたしたちは確実に老後を迎えていて、子ども世代が恩恵を受けるかなーと言う感じですよね。
断熱等級6仕様のエリートワンは補助金対策?
色々と書きましたが、こんな感じで桧家住宅は断熱等級6を現時点では推進していません。
では、なぜ桧家住宅がエリートワンと言う断熱等級6の商品を発売したのかと言いますと…
2024年11月に始まったGXグレード補助金によるものが大きいと思います。
GXグレード対応の家にすると補助金は最大160万円も受け取れます。
この要件として断熱等級6仕様がほぼ必須なので、桧家住宅もエリートワンを発売したのでしょう。
発売時期もちょうど重なります。



我が家は一番多くの人に当てはまる「6地域」です。
大体150万円くらいの増額で断熱等級6仕様に変更できたので、無料で家のグレードが上がった計算になりますね。
これならお得感があるのでやって損はないだろうと思っています。
細かいところを見ると吹き付け断熱の素材が変わるので、どっちが耐久性あるの?など細かい部分は気になるのですが…
カタログスペックで除外されることを防ぐ意味もある?
上にも書いていますが、桧家住宅はスマートワンと言う、社長も推奨している断熱等級5仕様の商品があります。
しかし、これだと一番最初に家を建てようと思ったときの比較で除外されてしまう可能性が高いです。
他は断熱等級6なのに、ここは5かぁ。全館空調は魅力だけど性能が低いなーみたいな感じで…
展示場に来てくれないことには良さを伝える機会がない
桧家住宅がいくらこういう実験をして、断熱等級5がオススメですよとパッケージを用意したところで、展示場に来てくれないことにはそれを伝える機会すらありません。
そういう意味で、まずは最初の比較対象に残ってもらわないといけないわけですね。
そのためにエリートワンを発売した可能性もあります。
断熱等級6で高気密、全館空調のハウスメーカーはなかなかない
エリートワンの仕様をまとめるとこんな感じなので、唯一無二の仕様を備えています。
特に断熱等級6にC値保証の高気密、全館空調となるとほぼ選択肢がありません。
- 断熱等級6
- 高気密(C値保証)
- 吹き付け断熱
- 屋根断熱
- 基礎断熱
- 全館空調
こんな感じで、他のハウスメーカーとは違う仕様になっていますので、他社との差別化と言う意味でもエリートワンの存在意義は大きいです。



私は
断熱、気密、全館空調を最優先事項としてハウスメーカーを探していました。
追加で屋根断熱、基礎断熱の方が家として暮らしやすいだろうと言う考えもあったので桧家住宅の仕様は完璧でした。
エリートワンとスマートワンの違いのまとめ
今回はエリートワンとスマートワンの比較を行いました!
個人的には30年後に超時代遅れにならないようにすることを考えると、断熱等級6仕様のエリートワンがオススメです。
近年の改正で日本もかなり世界基準の家に近づきました。
エリートワンにしておけば自分たちが生きている間はいわゆるおじいちゃん、おばあちゃんの家みたいな時代おくれすぎて住めないよ…みたいな状態にはならないと思ってます。
現時点では断熱等級6仕様が割高ですが、10年も経てば安価に断熱等級6仕様の家が建てられるようになるはずです。
そのときに断熱等級5でいきなり時代遅れになるか、割高だったけど時代遅れにはなっていないかは気分が全然違うんじゃないかと思っているわけです。



ここから更にびっくりするような仕様変更は中々発生しないのではないかなーと考えています。
ほんの10年前くらいまでは断熱等級も気密もナニソレ?状態でしたから、家として全然違う状態になっていますが、現在の基準で考えたら今後50年でそこまでの進化はないだろうと…
3Dプリンタで安くなったり、より良い素材が出てきたりはするかもしれませんが。
お金がかかってもいいから断熱等級6が良い人、ちょっとでもメンテナンスフリーにしたい人はエリートワン
予算重視、または断熱等級5で十分と考えている人はコスパ抜群のスマートワン
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